
株式会社ブリッジフォスタージャパン 代表取締役 CEO
帝国ホテル東京で25年間、日本最高峰のホスピタリティを学び、その後、スモールラグジュアリーホテルやリゾートホテルの総支配人として現場の厳しさと向き合う。
「理想」と「現実」のギャップに苦しんだ経験から、精神論ではなく「科学的な仕組み」でサービス産業を変革する使命を見出す。
成功ではなく、失敗と葛藤から生まれた使命
帝国ホテルでの25年間
日本を代表する名門・帝国ホテルにて、ホテルマンとしてのキャリアをスタート。25年間にわたり、宿泊、情報システム、宴会、営業など多岐にわたる部門で最前線の経験を積む。2012年の「IMF・世界銀行総会」という国家プロジェクトにおいては、帝国ホテル事務局の責任者として世界基準のホスピタリティを牽引し、さらにシンガポール営業所の立ち上げ(現地法人設立)も主導。国内外で「最高峰のサービス」を体現する現場に身を置き、ホテリエとしての技術と心を徹底的に磨き上げる。
新規開業・マネジメント統括の中で見えた構造的課題
その後、「サイプレスリゾート久米島」の総支配人、「ホテルシギラミラージュ(宮古島)」の開業準備室長、「MUNI KYOTO(京都・嵐山)」の開業準備室長および総支配人を歴任。数々の新規ホテル立ち上げやマネジメントを統括する中で、ホテル業界が抱える構造的な闇に直面する。
「あの人がいないと現場が回らない」「見て覚えろという指導で新人が育たない」「疲弊して人が辞めていく」——。美しいおもてなしの裏側は、エース社員の献身的な努力と、個人の才能(属人化)によってギリギリで支えられていた。
労働人口が減少し、多様な国籍のスタッフが現場の主役となるこれからの時代に、従来の「根性論」や「以心伝心」の教育は通用しないと痛感する。
業界初『3層構造育成モデル』の誕生
「おもてなしを、個人の才能や感覚で終わらせてはいけない」。その強い危機感から、社長や一流のホテリエの頭の中(暗黙知)を言語化し、誰もが再現できる仕組みづくりへと奔走する。
表面的なスキル(アプリ)を詰め込む前に、ホテリエとしての判断基準となる「Hospitality Core OS(基本システム)」と、自分を上機嫌に保つ「Hospitality Core Power(動力源)」を構築するという、業界初の『3層構造育成モデル』を独自開発する。
国内外でのコンサルティング・教育支援の展開
自身の現場経験と独自開発した育成概念を集大成し、株式会社ブリッジフォスタージャパンを設立。次世代のホテリエ育成プラットフォーム「Talent Craft」をリリースする。
現在は、慢性的な人手不足に悩むホテル企業向けの「組織エンジニアリング」から、専門学校・大学向けの「教育インフラ(Talent Craft Academy)」まで幅広く支援。さらに、フィリピン、ベトナム、ネパール、ミャンマーなどアジアの教育機関とも提携し「ホスピタリティ海外人財育成」にも注力している。
国籍や経験を問わず、サービス産業全体に「勝手に人が育ち、誰もが再現性を持って活躍できる仕組み」を実装すべく、国内外でコンサルティングおよび教育支援を展開している。
帝国ホテルの「品質」を知り、リゾートホテルの「苦悩」を知る私だからこそ、作れる仕組みがあります。
机上の空論ではない、現場の痛みを知る人間にしか描けない設計図があります。
「人」を信じるからこそ、精神論ではなく「仕組み」を用意する。
この新しい常識を業界のスタンダードにし、ホテル業界を次のステージへ導くこと。それが、私の生涯をかけた使命です。
「根性論」ではなく「仕組み」で組織を変えたい。
そんな想いをお持ちの方は、ぜひ一度お話しさせてください。